慶應義塾大学医学部 眼科学教室
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仕事と育児を経験して

四倉 絵里沙(2012年入局)

平成22年卒の四倉です。現在は大学病院で助教(育児支援枠)として勤務する傍ら、幼稚園児育児に奮闘の毎日を送っています。
私は入局後、大学・関連病院で各2年間臨床の基礎を学び、5年目で大学院に進学しました。大学院在学中に出産し、保育園やベビーシッターなど育児スタイルに悩みましたが、疫学研究が主だったこともあり、在宅でデータ解析や論文執筆を行い、できる範囲で国内外の学会発表をさせて頂きました。私の希望を尊重して下さり、かつ研究を着実に進められるような環境を整えて頂いた先生方には心より感謝しております。大学院卒業後も研究を続け、臨床では大学病院の助教・育児支援枠(眼科では当直や病棟業務が免除され、1週間の勤務日数を自分で選択できます)として、専門外来を持たせて頂き手術も行っています。
自分が続けようと決めた好きな仕事とはいえ、仕事と育児、家庭を両立していくことは、至難の業だと思います。このまま続けていけるのだろうかと不安になることもありましたが、ここまで継続できたのは、頑張りを評価し温かく見守って下さっていた先生方のご理解や励まし、頼もしい同期や後輩のサポートがあったからこそだと思います。
慶大眼科にはロールモデルとなる先生方がたくさんいらっしゃいます。育児もされ臨床や研究、それぞれの分野の最先端でご活躍されている先生方もいらっしゃるため、将来岐路に立たされた時、非常に参考になると思います。症例検討カンファレンスや教育講演などはリモートで参加でき、さらに根岸教授のご発案で現在、育児をしながら働く医師をサポートする環境がますます整えられています。仕事と育児を両立していきたいと考えている方(男性でも女性でも!)はぜひ慶大眼科に入局し、一緒に盛り立てていけたらと思います。