大坂 夏子(2023年入局)
私は慶應義塾大学在学中、眼科で学生臨床実習を行った際から入局を希望しておりました。他院にて2年間の初期研修後、当科に入局させていただきました。
約1年勤務している中で日々先生方の充実した丁寧なご指導をいただいて、非常に恵まれた環境であると感じております。
まず、入局後最初の3ヶ月は2年目の先生と1年目数人のチーム制で日々の業務を行います。初期研修時に眼科をローテートした期間が短かく、臨床での経験が少なかった私にとっては大変有難い体制でした。診察手技や病棟・外来業務、手術の助手について一から教えていただくことが出来ました。オンコール業務も最初の数ヶ月は2年目の先生が裏について下さるので、判断に困った際などは相談させていただき、安心してオンコールに臨むことが出来ました。
また、朝のカンファレンスでは、専修医が症例検討の発表を行う機会があります。スライドの作成や発表の仕方など専門の先生方に丁寧にご指導いただけるため、今後の学会発表を見据えた貴重な経験となります。
さらに、専修医それぞれに担当の指導医の先生がつくメンター制度があるため、専門医資格の取得に必要な発表・論文作成の機会をいただき幅広くご指導いただいております。
当科に興味のある方は是非一度見学にお越しください。
橋本 青葉(2023年入局)
私は東京医科大学を卒業後、市中病院で2年間の初期研修を修了し、慶應義塾大学眼科学教室に入局いたしました。
出身大学や研修病院も違ったため、入局前は不安も多くありました。ですが、当院では高度で先進的な臨床医療を行っているだけでなく、それと並行して充実した教育・サポート体制があること、また研究分野も多岐に渡ること等、当院には魅力が非常に多く、思い切って入局を希望いたしました。
実際に入局後は熱心な教育体制のもと日々研鑽を積んでいきます。最初の数か月は2年目の先生とチーム体制になり、基本的な診察手技や病棟・外来業務、手術関連の業務に関して眼科のいろはをご教示いただきます。オンコール業務もしばらくは2年目の先生とともに診察を行うため、安心して基礎を身に着ける環境が整っていると思います。些細な疑問も2年目の先生であれば伺いやすく、また同期の人数も比較的多いため、お互いに知識の共有等高めあいことができるのが当院の非常に良い点です。
またそれだけでなく、主体的に学ぶ機会として週2回の朝カンファレンスがあります。様々な術前・術後症例に対して理解を深めたうえで症例検討のプレゼンテーションを行い、上級医の先生方から貴重な手厚いご指導をいただきます。
当院ではCommonな疾患だけでなく、大学病院ならではの専門的な症例も多くあり、幅広い疾患に対する診断から治療までを間近で学ぶことができる素晴らしい環境だと日々感じています。眼科に少しでもご興味のある方はぜひ一度見学にいらしてください。お目にかかれますことを楽しみにしております。