慶應義塾大学医学部 眼科学教室
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角膜移植を検討
されている方へ

角膜移植を検討されている方へ

まず角膜専門医の診察を受けてください。医師は診察の上、手術の適応や手術の方法について判断し、患者さんと相談の上、当アイバンクへ待機登録の連絡をします。角膜のご提供があった場合、待機登録リストに従ってご連絡を差し上げます。緊急手術になりますから、連絡を差し上げてから数日以内に手術となります。
また、慶應病院では待機登録せずに海外のドナーの角膜による角膜移植の予定手術も行っています。この場合は自費手術となります。ご希望の方は、主治医にご相談ください。

>移植を検討されている方へ

慶應病院における国内ドナーと海外ドナーの角膜移植数

角膜移植について

角膜が濁ったり、傷ついたり、変形すると目の中に光を通すことができなくなり、視力が衰えてしまいます。それを、ドナーからご提供いただいた健康な透明な角膜と交換して視力を回復させるのが角膜移植です。
角膜移植手術の適応となる主な疾患には、眼内手術後やその他の原因で起こる水疱性角膜症、角膜ヘルペスやその他の感染、角膜炎などで起こる角膜混濁、その他、円錐角膜、角膜変性症、角膜のケガによる化学傷や熱傷などがあります。
手術の方法には、全層角膜移植術、角膜表層移植術、深層層状角膜移植術、角膜深層内皮移植術、角膜輪部移植術、培養角膜上皮シート移植などがあります。手術にかかる所要時間はおよそ30-90分、入院はおよそ4-7日間です。

>参考:2022年1月 最新の角膜手術 ―眼科―

2020年慶應病院における疾患の内訳

移植手術までの流れ

角膜移植手術を受けるには・・・

>※詳しくは、慶應義塾大学病院 > 外来診療のご案内をご参照ください。

よくあるご質問

80歳を超えていますが、手術を受けることはできますか?
できます。実際2020年慶應病院で移植手術を受けた方の約21パーセントが80歳以上でした。

>参考:慶大眼科で2020年移植を受けた人の年齢

退院後すぐに仕事に戻れますか?
一般には事務職や普通の家事はすぐに始めても構いません。体を使う仕事やスポーツについては医師と相談しながら進めて下さい。
拒絶反応がおきたらどうなりますか?
多くの場合急にぼやけたり霞んだりしてきます。目の充血や軽い痛みを伴うこともあります。手術後3-6ヶ月位してから発症することが多いですが、一年以上経ってから発症することもあります。発症後一週間以内に治療を始めれば、その3分の2は元に戻すことができると言われています。
手術後の通院は何回くらい必要ですか?
退院後はじめの数ヶ月は1週~1ヶ月に一度、その後も定期的な受診は必要です。視力が回復しても一生目薬をつけ続けることが肝心です。ただし、慶應病院で診察を受けなくてはならないわけではありませんので近医をご紹介致します。

過去の実績

2020年の慶應病院における角膜移植件数は86件、平均待機期間は00ヶ月でした。

慶應病院眼科の角膜移植数
慶應病院で角膜移植を受けた人の年齢
2020年待機期間

受診に関するお問い合わせは慶應義塾大学病院 > お問い合わせまで